恩田陸など

六番目の小夜子 (新潮文庫)

六番目の小夜子 (新潮文庫)

謎めいた転校生、小夜子をめぐる学園物語。序盤、中盤はすごく魅力的なのですが、最後がちょっと消化不良な感じでした。「面白かった」と言える範囲内だと思いますが。
ドラマ化したのも見たかった。
人魚の森 (るーみっくわーるどスペシャル)

人魚の森 (るーみっくわーるどスペシャル)

食べると不老不死になるという人魚の肉。それを食べてしまった青年を中心に起こる物語をいくつか収録した本です。肉を食べようと願う人間の欲望や、不老不死の体を持つ者たちの苦しみなどがリアルに描かれていて圧倒されます。表題作の、女帝・ハトシェプストを描いた作品が一番好きです。エジプト行きたい*1

*1:これは感想じゃない